映画『天才作家の妻 -40年目の真実-』~本当にそれでいいの?

サスペンスが始まるのかな?と思わせるようなタイトルの映画、『天才作家の妻 -40年目の真実-』。
ハラハラしながら観ましたよ。

現代文学の巨匠ジョゼフがノーベル文学賞を授与されることになり、ジョゼフと妻のジョーンは息子を伴い、ノーベル賞の授賞式が行われるストックホルムを訪れるところから物語は始まる。しかし、ジョゼフの経歴に疑いを抱く記者ナサニエルと出会い、夫婦の秘密について問いただされ・・・。

 

★映画『天才作家の妻 -40年目の真実-』(You Tube)

 

感想を少々(ちょっとだけネタばれかも)

タイトルがタイトルだけに、「実は妻がゴーストライターだった!真実が明るみに出てしまうのか?」なんていう展開は予想していたけれど、そんな単純な物語ではなかったです。

はじめは妻ジョーンの立場で観ていて、天才作家の妻として振る舞うだけでも相当ストレスだろうに、実は自分が書き手であることを隠して口をつぐんでいるのも苦しかろう・・・と、思いを馳せていました。そして、どうしてジョーンは口をつぐんでいるのか不思議でした。

ところが終盤は、夫の苦悩も描かれていて、これは夫婦の物語なんだな~。だから、すべてを飲み込んで収めたのか・・・とちょっとだけ納得しました。

夫婦生活を経験したことのない私には、ジョーンは幸せだったのかな?と疑問を持ってますが、これもまた人生なのかもしれないと、一つの選択に敬意を持つことに。

映画には描かれていないけれど、ジョーンは子どもたちにどう話すのかと気になっています。

 

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アラフィフ独女です。心を潤す映画を求めてAmazonプライムビデオを彷徨いはじめました。時には映画を観て、泣いたり笑ったり感情を揺さぶるよ♪

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