映画『幸せのレシピ』~心温まるラブストーリー
映画『幸せのレシピ』を観ました。
心温まる、ラブストーリーでしたよ。
この映画は、2001年のドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のリメイク作品なんですって。
元の映画のほうが良かったよ~なんてレビューも見つけましたから、気になる方はそちらもご覧になってみてくださいませ。
主人公ケイトは、マンハッタンにある高級レストランの料理長。突然の事故で姉を亡くし、9歳の姪ゾーイを引き取ることになります。
そんな彼女の前に現れるのが、正反対な性格の料理人ニック。
ケイトはニックに職場を奪われるのではないかと敵視し・・・
感想を少々
私は、ケイト目線で観ていました。
ケイトとは境遇は全然違うけれど、なんとなく親近感が湧いたの。
他人に振り回されたくないし、自分の世界を侵されたくない、そんなところが私にはあるから。
でも、ケイトは姪のゾーイと暮らしはじめ、職場では正反対な性格のニックと関わり、自分が変わらざるを得なくなっていきました。
私だったら、きっと耐えられないかも・・・。そんなふうに感情移入していきましたよ。
ネタばれしないように書きたいから、映画の展開は深堀りしないけれど、頑なケイトはゾーイやニックと関わることで変化していきます。
性格って、変えようとしても変えられないものです。
そして、恋も同じ。
「恋はするものでなく、落ちるもの」という言葉があるように、しようと思ってするものではなく、気づいたらしているもの。
この映画を観ながら、私は頑なに自分の境界を区切って生きているから、いつまでも恋ができないんだなと感じました。
そして、今の境遇を変えてまで恋をしようという、勇気や覚悟がないとも気づきましたよ。
う~ん、当分、恋はできないね、私・・・。
私のことはさておき、この『幸せのレシピ』は心が温まる映画でした。
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