映画『めがね』~人生の意味、なんて考えてしまうあなたへ
映画『めがね』は、穏やかで淡々とした物語です。
人生に意味とか価値などと考えてしまいがちな人が、ちょっと心をリセットするのにオススメかなと感じました。
南の海辺の小さな町に、大きな荷物を持った女・タエコが奇妙な宿・ハマダにたどり着く。
出迎えた宿の主人・ユージは、迷わずにたどり着いたタエコに「才能ありますよ」と告げる。「ここにいる才能」と。
★映画『めがね』予告編(You Tube)
感想を少々
「限りある命なんだから、人生は有意義に過ごさないと!」と思っている私は、この映画を観ながら「有意義に過ごすことが、そんなに大切なことなのか?」とか、「心穏やかに過ごせたら、それでいいのではないか?」と考えていました。
「人生に理想を掲げるのは良いことだけど、そんなことよりも、もっとシンプルに生きていくのもいいんじゃないかな」とも感じましたよ。
この映画は淡々としていて、強く訴えかけるものがないというか、観る人によって受け取りかたが違うんだろうな。「何を思ったの?何を感じたの?」そんなことを想像しながら観るのが好きな人にはオススメかなと感じました。
「こうあらねば」という呪縛を捨てて、生きていきたいな。
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