映画『海よりもまだ深く』~人生を考えるきっかけに

是枝裕和監督の作品、映画『海よりもまだ深く』を観ました。
なんだか、いろいろ考えてしまいましたよ。

映画『海よりもまだ深く』は、2016年の日本映画。
大人になりきれない男と年老いた母を中心に、夢見ていた未来とは違う現在を生きる家族の姿をつづった人間ドラマ。
主人公の良多は、作家なのだけど現在は生活のために探偵をしていて・・・。

~感想~

映画を観ていて、主人公・良多に対して「なにやってるんだよ!」と言いたくなってモヤモヤしていました。
でも、私自身現実を見て生きているのかというと、そうじゃない。言い訳ばかりして生きている。他人のこと言えないな・・・と苦い気持ちになりました。

良多の母・淑子が言ったセリフ「幸せって言うのはね、何かを諦めないと手にできないものなのよ」は心に響き、私は何かを諦めるということができているのだろうか?と考えてみました。
私もまた、ジタバタとあがいて生きているなと、また苦い気持ちに・・・。

私は、思考や感情が「過去や未来」にいきがちで、「今という時間を楽しむこと」が足りていないな。もっと楽しむことを意識するよと思いました。

「人生、こんなはずじゃなかった・・・」と思う大人に、おすすめの映画です。

 

★映画『海よりもまだ深く』予告編(You Tubeより)

 

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